東北高P連郡山大会 充実した内容 成功のうちに終了

2018-10-02

 「こころ豊かなたくましい人づくり」のテーマのもと、第67回東北地区高等学校PTA連合会郡山大会が、7月5日(木)6日(金)の2日間に渡り、郡山市のビッグパレットふくしまをメイン会場として開催され、東北各地から1,500名を超える参加者がありました。

 5日の大会運営会議、600名の参加があったホテルハマツでの情報交換会に続く6日の大会は、本宮高校PTA担当でもある詩人・和合亮一氏による、復興の途次にある福島の今を伝える力強い詩の朗読で幕を開けました。樽川啓実行委員長の開会宣言に続いて、石川直哉大会会長及び牧田和樹全国高P連会長の挨拶、福島県知事、郡山市長の祝辞がありました。表彰式では、地区のPTA活動に功績のあった46名の方々に表彰状・感謝状、広報紙コンクールの入賞校18校に表彰状が贈呈されました。さらに本年度の東北地区役員の紹介が行われました。

 続く研究協議では、6県代表による事例発表と質疑・意見交換が行われ、生徒数が減少する中、地域の学校の活性化にPTAが果たす役割が論じられました。桜の聖母短大学長・西内みなみ氏からの指導助言では、そのような状況の中で「発信力、巻き込み力、協働力を持った大人のPTA」の存在意義と価値について、今後の活動の参考となるお話がありました。

 昼の休憩には、郡山商業高校チアリーディング部の溌剌としたダンス、塙工業高校和太鼓部の迫力ある演奏を鑑賞しました。

 午後は、筑波大教授・柔道家の山口香先生に「スポーツの力」と題して講演をいただきました。スポーツをとおして人を育てる価値と意味、子育てにも通じるコーチングのポイント等について、様々な事例を挙げながら、わかりやすく心に響くお話をいただきました。

 大会フィナーレは、楽都・郡山が全国に誇る合唱と管弦楽の演奏で、市内7校、総勢390名の高校生による壮大なステージは、参加者に大きな感動をもたらしました。最後に、次期開催の山形県連から挨拶があり、来年の山形大会での再会を期すとともに、樽川啓実行委員長の閉会宣言により、充実した大会の幕を閉じました。

なお、大会の模様を収めた「報告書」は、10月末までにお届けする予定です。大会準備から運営まで、御協力、御尽力を賜りました皆様に心から御礼申し上げます。