県高P連会報

県高P連会報 第36号

第36号 もくじ

                                                          ~ もくじ ~ 

                             1 令和元年度 福島県高等学校PTA連合会 総会・福島大会 報告

                           2 第68回東北地区高等学校PTA連合会山形大会 報告

           3 第69回全国高等学校PTA連合会京都大会 報告

                           4 本年度高P連顕彰受賞者

                           5 県教育長に要望書を提出

                           6 各委員会より報告

                           7 栄光を称えて

                              ・ふたば未来学園高等学校 バドミントン部女子
                              ・ふたば未来学園中学校 バドミントン部
                              ・田村高等学校 ウエイトリフティング部
                              ・郡山高等学校 合唱部
                              ・郡山商業高等学校 チアリーディング部
                              ・郡山高等学校 チアダンス部
                              ・安達高等学校2年 青木瑞樹君(カヌー)
                              ・二本松工業高等学校2年 小山田光香貴君(カヌー)
                              ・会津農林高等学校 早乙女踊り保存クラブ
                              ・磐城高等学校2年 佐藤一貴君(アナウンス部門)
                              ・ふたば未来学園高等学校 社会起業部カフェチーム

                          8 地区PTAの活動紹介

                              ・福島東高等学校の広報活動とこれからの課題
                              ・いわき地区高P連ボランティア活動

 

1 令和元年度 福島県高等学校PTA連合会 総会・福島大会 報告
 令和元年度福島県高等学校PTA連合会総会・福島大会は、5月30日(木)・31(金)、穴原温泉吉川屋で開催されました。県内各地から400名を超える方々が集まり、総会と大会が行われました。
 
総会
 総会は、石川直哉会長のあいさつの後、会長を議長として、議事が進行され、平成30 年度の事業報告、決算報告や令和元年度の事業計画や予算について慎重審議が行われました。また、安積黎明高校の石川直哉氏会長から新たに、福島高校の誉田憲孝氏に会長の職が引き継がれました。
総会において承認・決定された議案は以下のとおりです。
 
1.平成30年度事業報告
2.平成30年度決算報告・監査報告
3.令和元年度事業計画案
4.令和元年度予算案
5.令和元年度役員・専門委員の選任及び顧問の推戴並びに派遣役員の選出
   会長
    誉田 憲孝(福島)
   副会長
    竹田 真二(福島)
    大石みどり(福島工業)
    戸井田 聡(塙工業)
    樋口 真史(会津学鳳)
    大川 勝正(磐城)
    髙野 幸代(小高産業技術)
   監事
    室井 勝雄(会津工業)
    渡邉 健児(福島西)
   顧問
    石川 直哉(前会長)
 
福島大会
 学校新時代 ~共に創ろう!個性ある学舎(まなびや)~
第69回福島県高等学校PTA連合会福島大会が、「学校新時代 ~共に創ろう!個性ある学舎(まなびや)~」を大会テーマとして、5月30日・31の両日にわたり盛大に開催されました。
第1日目表彰式のあと福島高校の管弦楽部・合唱部の演奏、そして生き方のインフラ教育研究所 所長の篠木雄司氏による「人生の生き方の実験」を通した人づくり~生き方のインフラ教育~の講演が行われました。
 

<誉田大会委員長の挨拶>

<大石大会実行委員長の挨拶>
 
<アトラクション    福島高校の管弦楽部・合唱部の演奏と合唱>
 
< ~生き方のインフラ教育~   講演の様子 >
 

夕刻から同会場において情報交換会が行われました。
2日目は、5つの会場で分科会が開かれ実践報告や問題提起の発表がありました。

 第1分科会 総務委員会
    「地域と密着したPTA活動」          耶麻農業高等学校PTA会長           菊地 真
    「梁川高等学校のPTA活動報告と課題」       梁川高等学校のPTA会長              佐藤 賢二

  第2分科会 進路対策委員会 (就職)
    「本校における進路指導の取り組みについて」 修明高等学校PTA会長                 中野 賢栄
    「福島明成高校のPTA活動と就職指導」       福島明成高等学校PTA会長           小坂 淳

  第3分科会 進路対策委員会 (進学)
    「湯本高校PTA活動について~進路対策委員会の活動より~」 
                          湯本高等学校のPTA会長              秦 政義
    「本校における活動の実態と改善策について」 橘高等学校PTA会長                    佐藤 重昭

  第4分科会 健全育成委員会
    「ふたば未来学園高等学校が考える健全育成」ふたば未来学園高等学校PTA会長    髙橋 晃
  「常に子どもたちと共に」~本校のPTA活動~ 
                                                                  二本松工業高等学校PTA会長         川瀬 洋
  第5分科会 調査広報委員会
    「調査広報委員会の活動について」               猪苗代高等学校PTA会長               金田  孝仁
    「本校における広報活動とこれからの課題」   福島東高等学校PTA会長               齋藤 弘樹
 

<分科会の様子>

 

大変意義深い実りある大会でした。

 

 

2 第68回東北地区高等学校PTA連合会 山形大会 報告 
 
                                一人ひとりの個性が奏であう未来へ~自立・協働・創造をめざして~
 
 第68回東北地区高等学校PTA連合会山形大会が、令和元年7月4日(木)・5日(金) の両日において盛大に開催されました。「一人ひとりの個性が奏であう未来へ~自立・協働・創造をめざして~」を大会テーマとして、東北各県から多数の参加者が集い、 山形県での開催は六年ぶりの大会となりました。
 第1日目の夕刻からホテルメトロポリタン山形において情報交換会が行われました。ご当地 の歴史文化・観光PRの「やまがた愛の武将隊」のウエルカムミュージックと演舞で参加者をお出迎えしていただいた後、千場義彦、大会実行委員長の開会のご発声のもと、華やかに幕を開けました。
 安食克彦大会会長や多くの方々のご挨拶の後、鏡開きが行われ、佐藤俊一、山形県高等学校長会長の乾杯により、懇談が始まりました。
 参加者の皆さまが県を越えて、情報交換を行っている最中にも、山形大学の花笠サークル「四面楚歌」のアトラクションが会場を盛り上げていました。 伊賀正憲、大会副実行委員長の中締めで、さらに佳境へと進みました。
 2日目は、会場を山形市総合スポーツセンターに移し、オープニングに山形北高校音楽科の3年櫻井紗花さんによる山形県民の歌「最上川」の独唱がありました。多くの来賓の方の参加を賜り、粛々と開会行事が執り行われました。
 PTA活動に功績があった方や優秀な広報紙の発行をした学校に対して、表彰状や感謝 状の授与を終えると、大会テーマに即した研究協議が行われました。まず初めに、東北六 県の代表者による研究発表があり、各校の特色あるPTA活動の紹介がありました。各校 パワーポイント等を生かし、わかりやすく、参加者を楽しませる発表でした。発表が終わると、活発な意見交換が行われ、質疑応答の後、山形大学准教授の安藤耕己 先生の指導助言を頂きました。
 昼食休憩中には。高校生発表として、生徒商業研究発表大会、全国大会史上初2年連続日本1位の山形市立商業高校の産業調査部が会場を楽しませていました。
 午後に入ると、蔭山ラボ代表の陰山英男氏による講演が行われました。「常識を破って子どもを伸ばそう」という演題で、人生のレベルは小学生で決まる。小1・2の学習が大切。ということを非常に分かりやすく、 解説して頂きました。いよいよ大会も大詰めとなり、最後の高校生の発表は、村山産業高校郷土芸能部「又新連」による太鼓と踊りがありました。会場は大いに感動に包まれ、高校生の持つ力と可能性を十分に感じることができました。
 大会の最後に次期開催県である秋田県より来年度の大会のPRがあり、その後閉会宣言 が行われ、大会は終了しました。大変意義深い大会となりました。
 

<研究発表をす磐城高校・大川会長>

<山形大会 講演>

 

 
3 第69回全国高等学校PTA連合会 京都大会 報告

                                         福島県高等学校PTA連合会会長 誉田 憲孝

 8月22日(木)から23日(金)の2日間、「Kyoから!未来を拓く」~受け継ぎ、創る新たなストーリー~をスローガンとした第69回全国高等学校PTA連合会大会京都大会が開催され、約10,000名が集いました。
 1日目は京都府立工業高校吹奏楽部によるアトラクション、開会式と続き、その後第1~第6分科会に分かれ、それぞれのテーマごとに学びました。
 2日目は「学校教育・家庭教育に思うこと」と題して、日本電産株式会社代表取締役会長 京都先端科学大学理事長の永守 重信氏の講演が行われました。日本の教育、 特に高等教育に対する問題提起がなされるとともに、「大学卒業までに英語の会話能力を学生に身に付けさせるべき」といった英語教育のあるべき姿や、「挨拶をはじめ、基本的なビジネスマナー・礼儀を身に付けさせる大切さ」について強い思いのこめられた、熱意ある講演でした。また、それぞれの移動時間等を活用し、京都の文化や歴史に触れることもでき、多くの学びと気づき、そして貴重な経験を得ることができる素晴らしい大会でありました。
 このような経験を各地区に持ち帰り、情報共有することや、学んだことを実践していくことが、大会の価値をさらに高めるとともに、更なるPTA活動の活性化につながるものと考えます。

 

<京都大会の様子>

 

 

4 本年度高P連顕彰受賞者

令和元年度福島県高等学校PTA連合会顕彰規程に基づく顕彰者

[顕彰規程第2条による表彰(PTA活動)]

所属校(H30年度)  氏名   功績
安積黎明高等学校  石川 直哉   会長、東北地区高P連会長
  第67回東北地区高P連郡山大会会長
安積高等学校  樽川 啓   副会長、県南地区会長、調査広報委員長
  第67回東北地区高P連郡山大会実行委員長

 

〔顕彰規定3条による感謝状の贈呈〕

 

所属校(H30年度)  氏名  役職名
安積黎明高等学校  菅野 哲哉  副会長(県連事務局校長)
   渡邊 幹男  理事(県連事務局次長)
   宍戸 真市  理事(県連事務局員
本宮高等学校  三瓶亜記子  副会長(県北地区会長、健全育成委員長)
   黒川 佳子  理事(県北地区会事務局校長)
   和合 亮一  理事(県北地区会事務局長)
福島工業高等学校  佐藤 育子  理事(進路対策副委員長)
梁川高等学校  加藤 潤一  監事
安積高等学校  渡辺 昇  理事(県南地区会事務局校長)
   樫村 俊智  理事(県南地区会事務局長)
塙工業高等学校  國分 康弘  理事(進路対策副委員長)
田村高等学校  吉田 隆夫  監事
喜多方高等学校  伊藤 博之  副会長(会津地区会長、健全育成副委員長)
   瓜生 康弘  理事(会津地区会事務局校長)
   蓮沼 誠志  理事(会津地区会事務局長)
会津学鳳高等学校  星 信一  理事(健全育成副委員長
   折笠 弘一  理事
平工業高等学校  鈴木 則夫  副会長(いわき地区会長、進路対策委員長)
   鈴木 康隆  理事(いわき地区会事務局校長)
   新関幸太郞  理事(いわき地区会事務局長)
磐城高等学校  山名 隆史  理事(調査広報副委員長)
ふたば未来学園高等学校  高橋 晃  副会長(相双地区会長、進路対策副委員長)
   丹野 純一  理事(相双地区会事務局校長)
   今野 貴文  理事(相双地区会事務局長)
小高産業技術高等学校  村上 光男  理事(健全育成副委員長)
   木幡 尚子  理事


他の関係機関・団体の顕彰(推薦者)
[第68回東北地区高P連山形大会受賞者]

≪表彰状≫

所属校(H30年度)  氏名  役職名
喜多方高等学校  伊藤 博之  県高P連副会長、会津地区会長、
 第67回東北高P連郡山大会副実行委員長
ふたば未来学園高等学校  高橋 晃  県高P連副会長、相双地区会長、
 第67回東北高P連郡山大会副実行委員長


≪感謝状≫

所属校(H30年度)    氏名  役職名
安積黎明高等学校    石川 直哉  県高P連副会長、会津地区会長
 第67回東北高P連郡山大会副実行委員長
本宮高等学校    三瓶亜記子  東北高P連代議員(健全育成委員)
 第67回東北高P連郡山大会副実行委員長
平工業高等学校    鈴木 則夫  東北高P連代議員(進路対策委員)
 第67回東北高P連郡山大会副実行委員長
安積高等学校    樽川 啓  東北高P連代議員(調査広報副委員長)
 第67回東北高P連郡山大会実行委員長


[第69回全国高P連大会京都大会会長表彰者(役員等、団体表彰)]

所属校(H30年度)    氏名  役職名
安積黎明高等学校    石川 直哉  県高P連連会長、東北高P連会長、全国高P連理事
安積高等学校    同左PTA  PTA活動の活性化(第67回東北高P連郡山大会実行委員会)

 

 

5 県教育長に要望書を提出

   自販機設置特例が延長 ~令和元年度要望活動~
      
 令和元年度の県教育委員会への要望活動が、10月15日に行われました。台風19号が県内に被害をもたらしたところでしたが、誉田会長以下副会長4名が県庁を訪ね、鈴木淳一教育長に要望書を渡すとともに、懇談の機会を持ちました。
本年度の要望内容は、教育環境の整備充実、進路実現支援の充実、青少年の健全育成、学校予算の充実の4項目に関する10事項でしたが、この中で、昨年度来の要望であった各校PTAが設置する自動販売機の管理に係る特例については、教育委員会規則の改正により、令和7年度末まで延長されることとなりました。

<教育長へ要望書提出>

 

 

6 各委員会より報告
 
  総務委員会
    委員長 誉田 憲孝(福島高校)
  今年度は2回の総務委員会を開催し、年次計画の確認や要望へ向けた意見聴取、課題の共有等を行いました。
 10月15日には教育長により良い学校づくりのための要望活動をしてまいりました。
  主な内容は、
   〇教育環境の整備充実
   〇生徒の進路実現のための支援
   〇青少年の健全育成
   〇学校の教育活動に関する予算等
 であります。
 懸案となっておりました各校PTAが設置する自動販売機の管理に係る特例について、教育委員会規則の改正により、令和7年度まで延長されるなど、多くの理解を得るとともに、家庭や地域での課題の共有をはかるなど、充実した要望活動となりました。
 本年度は台風19号による甚大な被害が出ており、県内各校の被害状況の把握に努めると共に、全国高等学校PTA連合会や東北地区高等学校PTA連合会に対し情報の提供を行いました。
 また、今年度も社会参加活動や生徒会活動において顕著な個人及び団体の推薦があり表彰を行うこととしました。
 
進路対策委員会
  委員長 戸井田 聡(塙工業高校)                                      
 今年度の進路対策委員会の活動は、6月に福島市で東北高P連令和元年度総会、第1回進路対策委員会が行われ、今年度の活動計画が話し合われました。
   県高P連第1回進路対策委員会が7月に福島市で行われ、前年度の活動報告と、今年度の活動計画について各地区、各校から報告いただきました。各校の進路状況に合わせた、大学訪問、インターンシップなどの活動を通して、生徒の進路実現に向けた進路対策が活発に行われていました。また、講師を招いての講演会や地元企業によるパネルディスカッション、保護者による進路指導(職業のリアルな話し)など、地域と保護者が一緒となり、子供たちの進路に対する調査研究を深めておりました。
   10月29日、東北高P連第2回進路対策委員会が青森県青森市で開催され、各県、各校での進路対策の取組についての報告が行われました。また東北が抱える問題として、若者の都市部への流出、ミスマッチによる早期での離職なども話題に取り上げ、今後の課題、進路対策の在り方について情報交換を行いました。さらに第3回は12月に青森市で開催され、高校生の地元定着の取組についての研修が行われました。最後に進学、就職にしても変化の激しい現在、保護者も時代の流れに置いて行かれる事なく、子供と同じ時間、情報を共有し、子供と向き合い、尊重、理解しながらも出来る限りのアドバイスをし、将来について一緒に悩み、対話し続けていく事が、一番身近にいる親としての責任であり、進路実現への第一歩かと思います。
 
健全育成委員会
  委員長 髙野 幸代(小高産業技術高校)
 今年度の委員会としての活動は、昨年と同様に「登校時一声運動・マナーアップ運動」と「善行賞表彰」の2本柱で展開しました。
   一声運動については、79校で実施され、参加した方々からは生徒の元気なあいさつや、保護者間・教員間の情報交換の場として肯定的な意見が寄せられました。その一方で、イヤホン装着、スマホ操作をしながらの歩行や自転車運転等が見受けられ、指導を徹底していく必要性を感じたとの声もありました。
   また、善行賞については、多くの生徒が持つ「優しさ」や「勇気」を称え、それらが将来の子どもたちにも受け継がれていくよう勧めていきたいと思っています。
   東北地区の委員会会議では、今年度の取組み等について、各県・学校の状況を踏まえ話し合いを行いました。また、「インターネットの安心安全な使い方」というテーマで講義を頂き、インターネット犯罪の現状を知ると同時に、就職後の「ネット依存」が問題になっているという話があり、学生時代の習慣が一生を通した問題につながるという危険性に恐怖を感じました。親として・家族として、これらの問題を子どもと共に考える機会を作りたいと思いました。
   今回、県委員長を務める中であらためて健全育成について考えました。「心身の健康増進」、「知的・社会的適応能力向上」、「豊かな情操の育成」。子どもたちが明るい未来を築いてゆけるよう、しっかり支えていきましょう。
 
調査広報委員会
  委員長 大石 みどり(福島工業高校)
  第1回調査広報委員会は、7月31日県青少年会館で開催され、今年度の活動計画・広報紙コンクールの日程・高P連会報の内容などの検討が行われました。第2回調査広報委員会は、1月22日に開催され、県広報紙コンクールと高P連会報の発行の最終確認が行われました。コンクールでは、川俣高校「川高PTA]・喜多方桐桜高校「絆」、保原高校「あぶくま」」の三校が県代表となり、東北高P連広報紙コンクールに参加しました。
 
 
 
 
7 栄光を称えて
 
                「全国制覇」
                               ふたば未来学園高等学校バドミントン部女子主将 染谷菜々美
 
 相手のショットがサイドラインを超えていくのを見逃すとチームメイトのみんなが走って抱きついて来て、その勢いで私はコートに倒れ込んだ。これは半年たった今でも昨日のことのように思い出せるインターハイ優勝の瞬間だ。ずっと目標として来た日本一は言葉には表せないほどの最高の景色だった。春の全国選抜の負けから今の私たちにはチームとしての強さが足りないと感じ、普段の練習から声を掛け合い、きつい練習の時もみんなで乗り越えて行く雰囲気をつくっていった。インターハイ優勝という結果だけじゃなく、このチームが間違いなく日本一最高のチームだった。この優勝は、今年からお世話になっているふたば未来学園や広野町の方々を始め、普段から支えてくださっているたくさんの方々のおかげだと思っています。ありがとうございました。
 
                 <ふたば未来学園高等学校バドミントン部女子
 
 
 
 

           全国大会を終えて
                                                             ふたば未来学園中学校バドミントン部  齋藤 駿

 8月に兵庫県尼崎市で第49回全国中学校バドミントン大会が行われました。今年のチームの目標は男女とも全国制覇でした。県大会、東北大会と男女ともに良いスタートを切り万全の状態で全国大会を迎えました。初めに行われた団体戦ではチャレンジ精神を第一にし、どんな相手に対しても気持ちで引いたり、ひるんだりせずに戦えました。男子団体ではライバル校が途中で姿を消し決勝戦は予想と違うチームでした。ライバル校を倒してきただけあって勢いに乗っていて簡単にはいきませんでした。私はシングルスに出ましたがとても苦しい試合展開でした。同時進行で行われたダブルスが2つとも勝利したため途中で打ち切りになり優勝した時、あらためて「仲間の大切さ」や「応援の力」を感じることができました。
 今年は年号も令和となり始めての大会でもありましたが、私たちにとっては学校名が「ふたば未来学園」となった最初の年でした。そんな年に男女で優勝を果たすことができうれしい気持ちとともに、昨年度までお世話になった猪苗代町や富岡町の方々にも少しでも勇気や元気、そして感謝の気持ちが伝わればいいなと思います。
 今は「ふたば未来学園中」という名前ですが、入学は「富岡一中」「猪苗代中」です。この学校に入学してとても成長できたと思っています。バドミントンはもちろんですが、社会で生きていくことについてや生活で自分のことは自分でやることなど、人間性でも成長することができたのではないかと思います。また、寮生活や練習でいつも一緒で大変なこともありますが、仲間とともにたくさんのことを乗り越えられたと思います。全国大会が終わりあらためて「感謝の気持ち」と「仲間の大切さ」をあらためて感じました。
 今大会では試合の進行も大変スムーズで、選手にとって試合しやすい環境が整っていました。その裏にはたくさんの兵庫県の大会関係者の皆さんの支えがあったおかげと思っています。いつもは何気なく参加していた大会でしたが、こういう取り組みがあって始めてコートに立てるんだということに気づきました。そしてどんな時も一番に応援してくれた保護者の皆さん、切磋琢磨してきた仲間、いつも優しく時には厳しく指導してくれた先生方やコーチ、このようなたくさんの人たちのおかげで、私たちが最高の戦いをできたことに感謝したいと思います。

                     <ふたば未来学園中学校バドミントン部
 
 
 
 
 
 
      「ウエイトリフティング全国大会三冠」
                                              田村高等学校 3年 遠藤 梨李

 2年生の全国選抜大会で始めて優勝したときから私の目標は「全国大会三冠」でした。
7月、全国高等学校女子選手権大会では怪我の影響で調整がうまくできずに不安を抱えていましたが、今できる最大限の力を発揮しようと自分に言い聞かせ、自信を持って試合に臨みました。その結果、優勝し選抜大会に引き続き二冠目を達成することが出来ました。
11月、全日本女子選抜選手権大会高校の部では三冠目がかかった試合でプレッシャーを感じましたが、たくさんの方々の応援が力になり優勝することが出来ました。目標としていた「全国大会三冠」を達成でき、とても嬉しかったです。
今後も先生方やチームメイト、家族、応援してくださる方々に感謝し、活躍できるよう努力していこうと思います。
 
                        <田村高校 遠藤 梨李さん
 
 
 
 
 
 
            全国大会を終えて
                                                                                                                 郡山高等学校 合唱部部長 2年 本田みう

 
 私たち合唱部は、輝きのある凜とした透明感のある響き「輝凜透(かりんとう)」をモットーに日々練習に励んでいます。
私たちは今年度、第72回全日本合唱コンクール全国大会において金賞・文部科学大臣賞並びにカワイ出版奨励賞を、第86回NHK全国学校音楽コンクール全国コンクールでは銀賞・文部科学大臣賞を受賞することが出来ました。ご指導していただいた先生方を始め、保護者の皆様、卒業された先輩方、その他応援してくださった多くの皆様に深く感謝申し上げます。これからも、皆様に恩返しが出来るように部員一同精進していきたいと思います。
 
 
                                                                
      
                       <郡山高等学校 合唱部部
 
 
 
   
 
  

       「大好きな仲間と共に」  ~百華繚乱~

                                 郡山商業高等学校チアリーディング部 部長 2年 木元七帆

私たちは現在、3年生が引退し2年生14人、1年生14人の計28人で活動しています。3年生の最後の大会でもあった夏の大会では、4つの部門に出場し目標のPROP部門で優勝を果たすことができました。全学年で構成された作品で、部員一丸となって全力で踊り切ることができました。
 夏の大会が終わると先輩方が引退し、新チームでの活動が始まりました。練習の中で、新しいチームは何度もぶつかり合い、先輩方の苦労を身に染みて感じました。しかし、ミーティングを重ね、新しい作品に取り組み、冬の全国大会ではPOM部門で優勝し、6連覇を果たすことができました。
 次年度は、3年生となる私たちにとって、最後の年となります。先生方や応援してくださる方々への感謝の気持ちを忘れず、最高の夏になるよう一歩ずつ前進していこうと思います。

                     <郡山商業高等学校チアリーディング部
 
 
 
 
 
 
ダンスドリルウィンターカップを終えて
郡山高等学校チアダンス部 部長 2年 円谷律乃

今年1月に行われたダンスドリルウィンターカップにおいて、KICK部門で全国優勝することができました。まずは指導してくださった先生、応援してくださった保護者の皆様、先輩方、地域の方々に感謝申し上げます。ダンスドリルにはさまざまな部門がありますが、KICK部門は1回の演技で50本以上のキックを揃え、その美しさを競うという、なかなかハードな競技です。今年は今まで10人前後で出場していたものを28人全員で行うこととなり、嬉しさと同時に不安で一杯のスタートでした。初めの頃は進め方や合わせ方などでうまくいかず、全員でまとまれていませんでした。しかし、日を重ねるごとに、アイディアを出し合い、はっきりと注意するようになり、これまでよりも練習の効率があがり上達も早くなってきたように思います。本番は悔いの残る場面もありましたが、優勝することができました。これからは夏の全国大会へ向け一層団結して頑張っていきます。そしてまた優勝して帰ってきます。
 
                       <郡山高校チアダンス部
 
 
 
 
 
 

             「経験と抱負」

                                              安達高等学校2年 青木 瑞樹

 私は今まで、オリンピック出場を目標として、日々の練習に取り組んできました。特に、カヌーの動きを陸上で再現できる「エルゴ」という機械を使い、トレーニングしてきました。エルゴを使うことにより、水上で見つけることができない弱点を見つけ、そこを中心に練習することができます。この結果、インターハイ優勝や海外の大会でも上位に入ることができました。また、日本代表のナショナルチームにも入ることができ、今年3月にあるアジア選手権(東京オリンピック予選)の出場権も取ることができました。今シーズンは日本代表合宿も入ってくるので、東京オリンピック出場に向けて、精一杯努力していきたいと思います。

                      <安達高等学校2年 青木 瑞樹さん
 
 
 
 
 

            ワンチームの勝利
                                          二本松工業高等学校 2年 小山田光香貴

 文部科学大臣杯令和元年度日本カヌースプリントジュニア選手権大会が、8月19日(月)~22日(木)の4日間、山梨県の精進湖カヌー競技場で行われました。
 僕たちのチームは、スプリントの500m、200mで競うシングル、ペア、フォアの6種目に出場しました。その中でも、ワンチームで挑んだ500mフォアの優勝が一番うれしく心に残っています。皆、日々自分を追い込み、練習を積んで大会に臨みました。力強いパドル捌きで、息を合わせてゴールを目指しました。優勝を果たし、ワンチームが同じ目標に向かって思いを一つにし、練習すれば、必ず良い結果が出ると思いました。これからも、そういう強い思いや感謝を忘れず、日々努力したいと思います。

                   <右から2番目が小山田香貴さん

 

 

 

 

        「想いをつなぐ」~早乙女踊り保存クラブの活動を通して

                                            会津農林高等学校3年 鈴木亜望

 私たち早乙女踊り保存クラブは、町の保存会の方々と共に、会津坂下町の伝統芸能「早乙女踊り」の継承活動を行っています。私はクラブの記録係として、早乙女踊りを守り続けていきたいと願う、年代の異なるたくさんの早乙女一人ひとりの表情や、心の中にある想いを写真に収めてきました。
 昨年8月、故郷の町並みや文化財(祭等)を対象とした「写真とPR文」、「プレゼンテーション」による大会「民家の甲子園」に出場し、最高賞である文部科学大臣賞を受賞することができました。今年度私たちの手で約70年ぶりに復活させた「扇の舞」完成までの演者の歩みをストーリー化したものです。
 この大会を通して、全国の方々に私たちが本気で取り組んでいる早乙女踊り保存クラブの活動の一端を知っていただくことができました。この賞を受賞することができたのは、ご指導くださった先生方、地域の皆様のおかげです。後輩には、これからも早乙女踊り保存クラブの活動を続け、次の世代へ継承してほしいと思います。

                  <会津農林高校 早乙女踊り保存クラブ 定林寺にて
 
 
 
 


           さが総文を振り返って
                                               磐城高等学校 佐藤一貴

 私が出場したアナウンス部門は、自分の住む地域の話題を取材し、1分30秒以内の原稿にして、ステージ上で発表するもので、内容や発声、読み方の技術が審査されます。
 今回私は、東日本大震災後、笑いで被災地を元気にするためにいわき市に移住された落語家の方を取材しました。アナウンスの本番では、ほとんどの発表者は表現に気をつけながら読むために原稿を見ながら発表しますが、私は取材で感じた落語家の方の強い思いをそのまま伝えたいと思い、原稿を伏せて客席をゆっくりと見回す工夫をしました。
 普段から、どうすれば言葉が伝わるかを考えて練習していたので、受賞したときはとても嬉しかったです。また、参加にあたり多くの方にお世話になりました。ありがとうございました。

                      <磐城高等学校 放送部員と佐藤一貴さん
 
 
 
 
 

          「法人設立とカフェ運営」
                              ふたば未来学園高等学校 社会起業部カフェチーム  是次美優

 第4回全国高校生SBP交流フェアでは最高賞の文部科学大臣賞を受賞することができ、とても嬉しく思います。法人設立やカフェオープンもまだまだ始まったばかりの段階だったため、受賞できたときはとても驚きました。毎日の部活動の時間は限られていて、その中でのカフェの運営と発表の準備はとても慌ただしい状態でしたが頑張って良かったと、改めて思いました。
 これからは、「地域の人との協働」を目指した活動をしていきたいと考えています。地域の人たちにたくさん利用してもらい、交流の場を増やしていきたいと思います。そして、ビジネスの手法を学びながら地域活性化に向けてできることを考えていきます。

                    <ふたば未来学園高等学校   是次美優さん

 
 
8 地区PTAの活動紹介
 
「福島東高等学校の広報活動とこれからの課題」
 
                                         福島東高等学校PTA会長 齋藤 弘樹
 
 昭和55年4月9日、本校の開校式と第1回入学式が県文化センターで行われ、『文武両道』の実践を掲げる東高の歴史が始まりました。
 父母と教師の会も同日に発足し、進路対策の充実と部活動の振興を図るため、これまで歴代PTAの先輩方が様々な活動を積み重ねてきました。その中で、広報誌「東高だより」や文化祭などを通して本校の広報活動にも積極的に関わり、学校と地域を繋ぐ橋渡し役としての役割も担ってきました。
 特に、3年に一度一般公開となる文化祭『東桜祭』では、PTAも独自に模擬店を設け、生徒や先生方と一緒に「東高の魅力」を地域に発信しています。平成最後の公開となった昨年度は「PTAも文化祭を楽しもう!」というテーマで、SNS映えしそうな見た目、本格的な味などにこだわったメニューを考えてブースを作り上げていきました。用意したメニューは「自家製ポップコーン」や「新鮮バナナのクレープ」など七品。中でも好評だった「ミルクティー」は、外国から仕入れた本場の茶葉をティーポットで抽出して提供しました。その甲斐もあって雨模様のなか多くの方に来ていただき、本校のPRに繋げることができました。
 また、今年度は広報誌の特別企画として『PTA座談会』を実施し、本校における今後の広報の在り方のヒントを探るため、保護者の目線で「東高の魅力」について語り合ってみました。その中で「我が子を通して保護者も東高ラブになる」という話題になり、結果「文武両道の実践の先にある子どもたちの成長こそが東高の魅力である」と認識しました。しかし、この魅力をPTAとして地域に発信する機会は少なく、これからの新たな課題としてさらに検討していく必要があることも再確認できました。
 PTAが関わる広報活動の範囲は限られますが、創立40周年を契機に「東高で学びたい、学ばせたい」と思う中学生や保護者が増えるよう、広報の仕組みを再考し取り組んでみたいと思います。
 
                                                                  <活動の様子.>
 
 
                        いわき地区高P連ボランティア活動
                                            
 2019年10月26日、集中豪雨による被災者が避難しているいわき市中央台公民館においていわき地区高P連主催の炊き出しボランティア活動を行いました。急な呼びかけであったにもかかわらず、50名もの参加者があり、急遽、好間中学校、いわき市ボランティアセンターでも実施することになりました。食材や飲料、ポット類の提供も予想をはるかに上回るご協力をいただきました。
 ホッキ飯・具たくさんつみれ汁の仕込みはすべて大川魚店泉店を使用させていただきました。大川魚店泉店から各会場までの輸送も行っていただき、円滑にボランティア活動を終了することができました。
 
 
<被災者への支援活動>